平岡塾
平岡塾編『日本の「ダメ英語」を叩きなおす』
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平岡塾編 『日本の「ダメ英語」を叩きなおす』(主婦と生活社)
2008/2/15発売、\1,260(税込)

紙幅の関係で割愛した三編の原稿を 「番外篇」 として小冊子にしました。ご希望の方には郵送いたします。
平岡塾―本物の英語を教える英語専門塾です

平岡塾(I. A. Prep School平岡)は、現在まで45年間、 開成・筑駒・桜蔭・麻布・筑附・女子学院・雙葉・武蔵・巣鴨・学芸大附などの生徒を中心に 一流の生徒を育ててきました。近年では西・日比谷・国立・戸山など優秀な都立高生の方もいらしております。 当塾卒業生の 東大合格率は80%以上で(2009年度164人中137人合格)、他の生徒も 慶應医学部・東京医科歯科・千葉大医などの各医歯学部や 一橋・東工大・早・慶・上智などの一流大学に入学を果たしております。
- 2010/5/6-
  • 夏期講習の案内(中学生高校生を掲載いたしました。
    各講座とも定員になり次第締め切らせていただきます。

  • 学年別 授業日程(4月〜)を更新しました。

  • 2010年度新中1入塾説明会、2月8日(月)・11日(木・祝)・15日(月)・22日(月)開催   
  • 2010年度新高1入塾説明会、3月8日(月)・9日(火)・15日(月)開催


〜平岡塾編『日本の「ダメ英語」を叩きなおす』「はじめに」より〜
  本書は、東京・渋谷にある寺子屋英語塾「平岡塾」が実践してきた英語の学習方法を、広く一般にご紹介するために企画されました。
  「寺子屋」といっても「畳に正座」というわけではありません。三階建ての小さなビルに五つの教室、絨毯のうえに頑丈なイタリア製のローテーブルが並んでいます。ある卒業生の言葉をかりれば「ヨーロッパの知識人が集うサロン」といった雰囲気でしょうか。もっとも、授業中にお腹がすけば、子どもたちはおにぎりを頬張ります。
  また「塾」といっても進学塾や学習塾ではありません。「私塾」という意味で「塾」と称しています。私塾とは、江戸時代に市井の有志たちが自らの世界観と使命感をもって自発的に開設した教育機関をいいます。
  規模は小さいながらも高度な教育内容を誇り、多くの有能な人材を輩出しました。
  このように一風変わった平岡塾が、今日まで実践してきた英語学習法とはいかなるものでしょう。本書をひもとけばわかりますように、それはいたってオーソドックスな学習法で、新奇さとは無縁です。日本人が英語を真剣に習得するつもりであるならば、母語である日本語力を鍛えつつ、基本の反復を通じて英語の型を身につけなければならない   という当たり前のことが本書の骨子です。
  
  「まずは日本語力を鍛えよ」とは、英語を生業としている者としてはなかなか言いづらい。しかし、「英語漬け」などという幻想を抱くのでない限り、私たち日本人は日本語を介して英語を学び、日本語で論理的に考えながら基本を定着させていくほかありません。そして、幸いにして英語をある程度まで習得できたとしても、その英語を使って発信する中身、つまり主張や思想自体は、やはり母語である日本語で獲得し、日本語で蓄積しています。
  英語を習得する過程でも、実際に英語を使用する時でも、母語である日本語の能力が決定的となるのです。
  そして、外国語を習得することは、音楽やスポーツと似ていて、なによりもまず一定の「型」を身につけることが第一歩です。本書で詳しく述べていますが、母語と系統がまったく異なる外国語の場合はなおさらです。そのためには「基本を何度も繰り返して身体に刷り込む」という学習法をおいて、これに優るものはありません。平岡塾はこれを学習原則(learning principle)としています。
  
  1965年の創立以来、数多くの子どもたちがここに集い、この原則のもとで英語を学び、英語を使える立派な社会人となって世界で活躍しています。
  私たちはこれを誇りに思い、また私たちの自信となっております。「英語」を冠する類書が多いなか、本書を世に問う意義があると考えた次第です。
  本書が、読者の皆さんの英語学習の一助となり、そしてまた、「当たり前のことを当たり前にやる」ことの尊さを再確認される機縁となれば幸いです。
  創立者が当塾を開いたのは、この国の将来を担い世界で活躍していく子どもたちに、折り目正しい英語を教える必要があると考え、また子どもたちも、点数や受験にとらわれずに英語を学びたいと感じてきたからです。
  かつて、あるフランスの詩人は言いました。「教えるとは希望を語ることであり、学ぶとは誠実を胸に刻むことである」と。
  私たちは、子供たちに希望を語る「塾」でありたいと願っています。そして、これからも、英語教育を通じて、「文明に寄与し、世の中に善と美をもたらすことのできる人間」を育てて参りたいと思っております。
★ 近年の大学入試の英語は、今までのような過去問の積み重ねの古い勉強法で は対応できなくなっています。たとえ運良く大学に合格しても、 将来留学したときや社会人になったときに本当に役立つ英語は身につきません。 東大後期・東京医科歯科などでは1500語前後の超長文が出題され、 普段から長文の多読が要求されています。高3生の英作の最終課題としては、 250語位で自由英作が出来なければなりません。

★ 当塾では、こうした長文読解力と作文力を養成するために、 長文では Bertrand Russell、Somerset Maugham、William Saroyan、Roald Dahl、 The Universe of EnglishNatureDiscover などから 1500語前後の長文を高3で 年間50本以上読み、作文では単語70〜250語を用いての自由英作、 エッセイ・ライティングを外国人教師が基礎から指導します。 これは上智大学で学長であられたヨゼフ・ピタウ大司教 (最近までバチカン教皇庁教育省次官でおられました) から是非取り入れるように勧めて頂きました。 当塾では、高3に限らず中1より外国人講師によるリスニング・発音 ・ディクテーションの指導もしており、極力日本語を使用せず、 できるだけ英語で考える授業にしています。TOEFL(コンピューター式、300点満点) で280点以上、TOEIC(990点満点)で970点以上とる生徒・卒業生もおり、 コロンビア、ハーバード、エール、カリフォルニア大(バークレー・UCLA)などに 留学しています。

★ 当塾の生徒は、大学入学後もさまざまな実績をあげています。 英国政府との若手官僚交換制度の第一期生に選ばれブレア元首相のもとで働いた方、 イギリスの Nature やアメリカの Science に論文が掲載された方もいます。 近年では、リウマチの仕組みを解明したとして東京医科歯科大学の高柳さんの論文が Nature に掲載されました。

★ これからは日本の大学入試に役立つだけの、小手先の受験英語の勉強に時間と お金をかけるのはやめませんか。文部科学省が英検の認定制度をやめたのは、 いわゆる世界に通用する本格的な英語を勉強しなければならないことが やっと分かったからではないでしょうか。私共は、これからの日本や世界で 活躍する学生を真剣に育てる義務があると考えております。