英語の音は日本語に比べて遙かに数が多く、たとえば日本語の母音は「アイウエオ」だけですが、英語は長短あわせるとその4~5倍あります(分類法に応じて数は前後します)。また日本語では子音は母音と一緒にしか発音されませんが、英語では子音だけでも発音されますし、強く読むこともします。さらに日本語はすべて有声音ですが英語には無声音があり、それを有声音で発音しても通じません。

当塾では、中1の初回授業から子供たちにこのような英語と日本語の音声的な差異を強烈に意識していただくために、ネイティブ講師がアルファベットの発音を一つ一つ丁寧に指導いたします。ひとたび誤った発音を身につけてしまうと矯正することは容易ではないからです。

音だけでなく英語は日本語とは違った「リズムとイントネーション」を持っております。この指導のために当塾で中1の段階から採用しているのがJazz Chants という教材です(Oxford社)。これは、ジャズの演奏にあわせて日常会話でよく使うフレーズを「唱える(chant)」ものです。音楽のリズムを利用して英語独特のリズムとイントネーションが体得できると同時に、日常会話の多様な表現がスムーズに身につくように工夫されております。もちろん、これは聴き取る力を養うことにも直結しております。音声は、自分で発することができて初めて聴き取ることができるからです。

ネイティブ講師はまた読解用教材を用いて読みの訓練を指導いたします。発音とイントネーションを矯正しつつ英文の調子を身につけます。その際、生徒に5W1H(誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どのように)の質問をして即座に英語で答える訓練もおこないます。語や句の形で返答するのではなく、質問の内容に応じた、文法的に正しい、文の体裁を整えた形で答えていただきます。頭で理解している文法を状況に応じて正確にアウトプットする回路をつくるのが目的です。文法を強く意識しつつも同時に英文を正確に発声するスピードを速めていく訓練です。こうした訓練を繰り返すことで文法はしだいに無意識化されてまいります。

なお、ネイティブ講師がレッスンを担当している時間は、日本語は一切使用しません。生きた会話のやりとりを身につけていただくため、講師と生徒、また生徒同士のやりとりは英語でおこないます。そのほかネイティブ講師のレッスン内容につきましては、別途にご説明申し上げます。